子どもの食卓

Q&A

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皆さまから寄せられた質問を掲載しました

【幼児食について】

幼児食とは何でしょうか。
一般的に離乳食が終わった後から 5 歳頃までの食事を指します。私達はその後味蕾(みらい:主に舌の表面にある味を認識する器官)が完成に近づく小学校低学年までを幼児食期と考えております。子ども達は、3 歳までに味覚が完成し、12 歳を超えるともう味蕾の数は増えません。味蕾が認識できるのは自然の味だけであり、それ以外のものを食べると味蕾は閉じてしまいます。味を覚えていく幼児期に、味の濃い物や過剰な味付けに慣れてしまうと、食材そのものの味を感じる力が育たなくなり、味覚だけでなく、食生活を豊かにする「おいしい」の感覚がしっかりと育たなくなります。また、砂糖や添加物の摂取しすぎは、子ども達の腸に負担を及ぼし、その後の脳の発達やアレルギーの発生に関係があるともいわれています。身体作りはもちろんのこと、脳や味覚が急速に最も発達する時期に、きちんとした食生活を送ることが、子ども達の何よりの財産だと考えております。
なぜ和食中心なのでしょうか。
私達は和食という概念は大きくわけて4つあると考えます。
「発酵食」「魚食文化」「旬」「食文化が風土や行事に根ざしていること」
発酵食や魚食が身体によいことは世界的にも認められていますが、栄養価だけでは説明しきれない心の栄養も重要視しています。私達の育った土地のものを季節に合わせて頂き、季節の行事に合わせた食事を楽しむ。和食ならではの醍醐味を是非楽しんで頂けたらと考えております。
なぜ全体に薄い味付けなのでしょうか。
本来の食材が持つ味を発見してほしいからです。もちろん食材が美味しくなるための下拵えとしての味付けは必要です。濃い味付けは依存性があり、より濃い食べ物が食べたくなります。薄味という考え方ではなく、食材の中にある淡い味に気づいてもらえる様に努めています。
なぜ塩を使わずに発酵食品を調理に使うのでしょうか。
小さなお子様が塩を直接的に摂取すると、消化吸収に負担がかかります。一方で、味噌や醤油などの発酵調味料は消化が良いだけでなく、腸内環境を整え、免疫力を向上させる効果があるため、アレルギーを改善させる働きがあります。また、素材本来の旨味も引き出す力を合わせ持っております。
なぜ魚を中心とした献立なのでしょうか。
日本は本来魚食文化の国です。行事食や伝統食は魚が中心であり、日本人の身体にとって一番負担なく吸収できる良質なタンパク源です。昨今、魚離れが進んでいますが、魚の美味しさを子ども達にも知ってもらいたいと考えております。
なぜ無農薬の自然栽培の野菜がいいのでしょうか。
無農薬の自然栽培とは、農薬や化学肥料、除草剤等を使わず、自然本来の持つ力を利用して作られる栽培方法の一つです。季節に合わせた旬のものしか栽培できず、成長を促したり過剰な栄養を与えることもしないので、生産量を安定させる事ができません。しかし、太陽と大地の恵みを一身に受けた野菜は、力強い野菜本来の味が詰まっています。大切なお子様の身体を作る時期だからこそ、出来る限り自然栽培のものを使用し、子ども達に自然の力を感じてほしいと考えております。子ども達の身体は正直です。きっと食材が変わったことによる変化が少しずつ見られるはずです。
在来種の野菜とは何でしょうか。
在来種とは、古来より日本に現存する野菜の種や江戸時代以降に日本に定着した野菜をいいます。無農薬の自然栽培の野菜の中でも、在来種を作る農家の方々は土づくりにこだわる方が多く、在来種の野菜は、太陽や土の恵みはもちろんのこと、多くの微生物の力を借りて、自然の営みの中でゆっくりと実をつけます。なかなかスーパーでは手に入らない食材だからこそ、子どもの食卓では、農家の方から仕入れられた場合には、お弁当の食材に使用しております。自然の力そのものの味と凝縮された栄養価は、大切な子ども達に是非食べて欲しい品種です。
どこの産地のものが多いのでしょうか。
主に西日本と北海道を中心としたこだわりの野菜を使用しております。
野菜を食べなくて困っています。
子どもの味覚は大人よりずっと敏感です。そのため、これまで食べたことのない味に出会うと、危険だと判断してなかなか口にしようとしません。人間の脳は、苦いものは毒がある、酸っぱいものは腐っているなどと判断し、警戒するようにできているのです。
野菜を食べない具体的な原因としては、下拵えが出来ていなくて苦味が残りすぎていたり、旨味が引き出されていなかったりしたということが考えられます。あるいは、その野菜が旬のものではなく味が薄かったということもあるでしょう。子どもの成長にとって、味のないものは必要がないため、脳が食べなくていいと判断しているのです。
いずれにしろ、子どもは警戒心が強いため、一度野菜に苦手意識を持つとなかなか食べたがらないかもしれません。けれど、それはさほど珍しいことではありません。美味しさがわかるようになれば、少しずつ食べられるようになるはずです。焦らず、ゆっくりと子どものペースに寄り添ってあげてみてください。
なぜコシヒカリではないのでしょうか。
昭和50年代まではコシヒカリと並びササニシキの人気が高かったのですが、寒さや病気に弱いため、栽培しやすいコシヒカリが食卓を占める様になりました。お米のもちもち感が強く、濃い味付けに負けないコシヒカリは、日本の洋食文化の発展とともに人気を得てきました。一方、ササニシキはコシヒカリに比べ消化しやすく、コシヒカリに比べて粘りが少ないため、おかずの味を引き立ててくれます。また亀の尾も栽培がとても難しく生産量が限られていますが、消化にとても良く、まだ消化器官が発達中な幼児期に安心して食べられます。そのため、子どもの食卓では、コシヒカリではなくササニシキや亀の尾を採用しています。これらの品種はコシヒカリに比べ血糖値の上昇も緩やかで、米アレルギーも発症しにくいお米です。
なぜ油を使わないのでしょうか。
家庭の食卓では油を使わない日はほとんどありません。現代の日本は、推奨される植物油の使用量の約7倍以上の油が使われているという発表もあります。お菓子類や外食にも多く使われていていますが、元来和食はそんなに油を使うものではありませんでした。鉄の鍋を慣らすときや、どうしても必要なときは使用する程度です。知らず知らずのうちに油を多く摂ってしまう食生活を見なおし、子どもの食卓では、油がなくてもいい調理法を用いて美味しさを表現したいと考えております。
油を使用する際も、なぜサラダ油を使わないのでしょうか。
サラダ油は冷えても固まりにくい油を調合して作ったものです。油はそれぞれ特性が違いますので、管理方法や劣化までの時間なども様々です。油を使う場合は、単一品種から絞ってとられたもの、菜種油(遺伝子組換えでない)、オリーブオイル、胡麻油、米油を基本としています。オリーブオイルなどは収穫から絞るまでの時間が長いと劣化するため、24時間以内に絞られたものを使用します。本来油は薬です。日常的に使用する場合にはこだわったものを使いたいと考えております。

【容器について】

容器は何を使用しているのでしょうか。
FSC 認証を取得した木材のわっぱを使用しております。

【その他】

電子レンジであたためてもいいですか。
できる限り、冷めてもおいしいものを提供しています。温めたいおかずがある場合には、耐熱容器などに移して必要なものだけおかけください。子どもの食卓では、蒸し器を推奨しております。
消費期限はいつまででしょうか。
当日中とさせていただいております。化学調味料・保存料などの添加物を一切使用しておりませんので、要冷蔵とし、お取扱いにご注意ください。
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